三大欲求の満たし方『性欲編』
本日は三大欲求の満たし方最終章『性欲編』です。
1.前置き(性欲は昇華させた方がいい?)
この話は嫌悪感を抱いてしまう人もいるかもしれませんが、
人間の三大欲求のひとつとして避けて通ることはできません。
とはいえ、性欲といってもオ○ニーしようとか、セッ○スしようとかいうわけではなく、
もっというと『いかに性欲に頼らずに人生を彩るか』ということになります。
哲学的な話になりますとマズローの欲求階層というものをご存じの方がいると思います。
これは幼稚な欲求から高尚な欲求までありますよ、人間はより高尚な欲求を満たすことができる。
高尚な欲求は幼稚な欲求よりも素晴らしいものだ。というものです。ものすごく簡単に言うとですが。
つまり『性欲のようなものを昇華させてより高次元で人生を彩って満足させよう』というものになります。
三大欲求の満たし方をテーマに話しているのに
『性欲』は『違うもの』に置き換えていこうということです。
なぜか・・・
それは性欲は三大欲求の中でも異質な欲求で、
かつて仏教が伝来してきたときには不浄なものとされてきました。
もちろん私は宗教家でもなければ、哲学者でもありませんが、
性欲はあまりよくない欲求だと思います。
というのも、性欲を満たす行動をしたあとって妙に疲れると思うのです。
かなりエネルギーが必要になります。
そりゃそうですよね。
人類の存続にかかわる重要な本能行動なのですから。
しかし、そのエネルギーがもったいない。
とくに2人ならまだしも1人で自家発電したときのエネルギー損失といったら無駄そのもの。
ただ、性欲にもいいことはあります。
ものすごく簡単に言うと『恋愛』という行為は性欲が起因になっています。
これをいうと反対意見が出るとは思いますが
他人を魅力的に思うのは
すなわちよりよい子孫を残そうとする本能的な部分が
大きいために起こる感情であって
『恋愛』が人を強くし、たくましくし、育ててくれるのもたしかです。
これも至極当然ですね。
ただ、ここでいう性欲とは単にむらむらする。自慰行為に耽る。
といった生産的な行動を伴わないものを指すので、
やはり性欲は他の欲求を昇華させることで解消すべきだと思うのです。
前置きが長くなってしまいましたのでより具体的に何がいいのか、何をしたらいいのかについて
説明していきたいと思います。
2.『性欲』を抑えるには?
さて、男子なら誰しも経験したことがあるだろう自慰行為。
女性の方も経験がある方がいるかもしれません。
しかし、この性欲、ゲームしているときや勉強しているとき、仕事をしているときにはしようと思いませんよね。
ふとした時にしようと思うのではないでしょうか。
例えば・・・ゲームをしていて飽きてきたとき。勉強や仕事をしていて集中力が切れたとき。
そうです。何かに熱中しているときにはこうしたことを思わないはずなのです。
↑物語にどっぷり入り込んでみたり…
3.『熱中できる』何かに出会おう
何でもよいのです。
趣味でもスポーツでも勉強でも。
要は自慰行為に向けるエネルギーを他に費やすことなのですから。
そしてそれで満足すればむらむらしたり、もやもやしたりすることはなくなるはずです。
4.『昇華』させてより高次元に進もう
毎日好きなことをして満足して、よりよい食事と睡眠をできたら
人生はもっと楽しくなると思いませんか?
↑お絵かき無心にする、とかね。
5.ホルモンと欲求の関係
この三大欲求についてのお話はあるホルモンのお話しにも関わりがあります。
それは・・・『セラトニン』です。
またの名を『幸福ホルモン』
これは早寝早起きして、朝日を浴びたり(睡眠欲)
おいしいものを食べて、腸が刺激されたり(食欲)
自分の好きなことをして、満足したり(昇華された性欲)
すると脳や腸から分泌されるホルモンで、
これが分泌されるといわゆる『幸せだなぁ』状態になれるステキホルモンです。
6.結論
この3章を通して何が言いたかったと言いますと
三大欲求をしっかり満たして!
幸せホルモン分泌させて!
人生おもっきり楽しみましょう!!
ということなのです。
7.ちなみに・・・
現代人の多くが悩むうつ病。
メカニズムや治療法も未だ発展途上で
完璧に治ることって難しいと言われている深刻な病です。
うつ病は心の病気と言いますが、実際は心(目に見えない)だけでなく、
頭(脳)とお腹(腸)、そして気の流れ(血行)が影響されている状態と言えます。
最近、肩こりが増えた・・・頭がずーんと重い・・・便秘気味・・・という方。
少し毎日見直してみてください。
きっと仕事がうまくいってなかったり、人間関係で悩んでいたりするはずです。
うつ病の特効薬らしい特効薬がない今、私たちにできることは『予防』です。
・次回はそんな『うつ病との防衛戦の仕方』をご紹介したいと思います。
本日はここまで。