お金の悩みを解消してより自分らしく生きる
先日、「人の悩みは4種類」という記事を作成した。
人間関係、健康、お金、将来に関する悩みを解消する方法を紹介した。
そんななかでも人間関係や将来は自分の心の持ちようで何とかなる場合も多く、
健康はうまく付き合っていく方法もあることを紹介。
どうにかならないから悩んでいるんだよ!という声もあるとは思うが、
環境や考え方で解決に結びつくという意味では紹介した方法が有効に働く事例があると思う。
一方、お金は物量的なもので、いくら心の持ちようを変えたところで
足りないものは足りない…。
転職や資格の取得でお金が増える可能性もあるが、
収入の増加で急に金銭面の工面ができるわけでもなく、
むしろ資格取得のコストや転職によるメンタル面での負担などのコストが
先に来る場合もある。
お金の悩みとは根が深ーいものなのだ。
0.前置き
前回の記事『人の悩みは4種類』では、
①いくら足りないのか算出して、足るを知る(現状把握・問題点)
②どんな方法なら工面ができるのか(対策案)
③そもそも足りない原因を探る(原因は?新たな問題点は?)
を繰り返し、訴求すること。
そして、④として、自分のために行動、実践すること。
をあげた。
いわゆるQC活動やPDCAサイクルにも準じた考え方だが、
この記事を検索している多くの人は、問題の出し方、課題の出し方を悩んでいるわけではない。
あくまでも解決の方法、糸口を知りたいはず。
てなわけで、今日は『お金の悩みを解消して、より自分らしく生きる』ことを主題に記事を書いていきたい。
1.足りないお金はおいくら万円?100万円を1年以内に貯めるコツ!!
毎月毎月赤字続きの自転車操業…ボーナスで補てん。
なんていう家計もあるだろう。
だが、よくよく家計を見直すとこれほんと必要かなぁ…なんていう出費があるのではないだろうか?
1年間に100万貯められたら…あと100万あれば…と悩める家計にちょうどいい
100万貯めるコツを紹介しよう!
と、その前に、100万貯める原資がねぇよ。という家計もあるだろう。
まずはその原資の作り方として、即効性のある節約方法を紹介する。
細かい節約方法は今回は取り扱わない。
(トイレタンクに1Lペットボトル入れるとか、小さいコツコツ系の節約方法はその専門のサイトやブログを見た方が親切で詳しい。)
1-1.固定費の節約
どんな雑誌でも紹介されているが、固定費を削減するのが節約の第一歩だ。
毎月かかる固定費が1割削減できたら嬉しいよね。
毎月の出費の1割を他に使えたらどんなにいいか…。
全国平均支出は32万円。(2人以上の勤労世帯対象。2018年総務省「家計調査」より)
20代では平均22万、30代では平均28万ほど出費しているらしい。
食費25%、住居15%、光熱費8%、家具・家事用品4%、
被服・履物4%、保険・医療4%、交通・通信15%、教育10%、教養・娯楽10%、
貯蓄・その他5%
がおおよその割合だそうだ。
このなかでも固定費と呼ばれるものは毎月出ていくものたちだ。
- 毎月定額ででていくもの(固定費):住居費、保険料、新聞代、NHK受信費、インターネット通信費、車のローン、学校の給食費、習い事代…etc
- 毎月出ていくが増減あるもの(準固定費):水道代、光熱費、食費、日用品代、携帯電話代、交際費…etc
- 数か月に1度ほどかかるもの(非固定費):理美容費、被服費、趣味・娯楽費、旅費、医療費…etc
住居費は持ち家か賃貸かでも大きく変わるし、地域差も大きい。
また、教育費も子供の有無で変わるので、今回は対象外。
食費や娯楽、服や家具も人による部分が大きいため、対象外とすると、
今回メスを入れる固定費は…
- 通信費
- 保険料
- それらの支払い方
この3つがいい。
この3つで毎月の固定費のうち、1割(20万出費していたら2万円!)をトクできる方法を紹介する。
《通信費の削減》
・インターネットのプロバイダ費用
⇒本当に使ってる?定額使い放題で大丈夫?
⇒スマホ会社の光サービスを使い倒そう
⇒外でも使うならギガWifiがおすすめ!
通信費の見直しはスマホと連動すべし。
格安SIMの携帯会社はいろいろあるが、楽天モバイルやLINEモバイルも通信安定してきている。
こうしたサービスを使えば月々5000円近く削減になる可能性がある。
また、クレジットカードでの支払いならポイントもついてうまうまだ。
《保険料の削減》
人による部分も多いが、まずは相談窓口にいってみることを強く勧める。
保険のプロはたまに自分の利益になる保険ばかり勧めてくる人もいるが…。
それでもプロに頼むことで自分自身の無駄になっている部分を的確に指摘してもらえるケースがある。
今の保険でいいのか、追加は?それか乗り換えや安くなる方法は?など、第3者的立場で総合的に見てくれる。
できればほけんの窓口のようないろいろな保険会社と提携しているサービスがいい。
保険会社のセールスは自社商品しかおすすめしてこないが、色々な保険会社と提携しているところは、様々な保険会社のサービスから最適なものをアドバイスして、勧めてくれる。
かならずしも入る必要はないので無料の保険サービスを使い倒そう。
↑スタバのドリンク券もらえるぞw
↑3000円のギフト券もらえるぞw
生命保険や医療保険、自動車保険など、自分に何が必要で、何が不要か。
それを知るだけでも大きいアドバンテージだ。
保険は全員が必ず必要なものではないが、いざというときのために葬儀代くらいは用意できる死亡保険くらいは入っておきたいね。
月の見込み削減率は人にもよるが、うちは医療と生命保険見直しで、月10000円削減につながった。
《支払いの仕方》
近年、『キャッシュレス』が話題だ。
ペイペイやデビットカード、様々なサービスが興隆を見せている。
クレジットカードは比較的昔からあるサービスで、その信頼性もステータスも高い。
同じ額の支払いをするにもポイント付与率の高さに注目したい。
保険(月2万)やインターネット代(月5000円)をクレジットカードで払うと、毎月1~2%のポイントがつく。
約250~500円分のポイントだ。大したことないなぁ…と思うことなかれ!
何事もチリツモだ。
また、楽天カードなどのようなクレジットカードでは定期的にキャンペーンがある。
例えば、『公共料金の支払いで1000円キャッシュバック!』などだ。
楽天カード持ってる人はゴールドもしくはプレミアムカードにすると
もらえるポイントもあがるので年会費以上の効果を出すこともできる。
(年間海外旅行2回以下なら楽天ゴールドで十分かも。楽天市場よくつかうならプレミアムカードでもいいけど、年会費分の効果を出すなら定期購買なども含めて楽天のサービスを使い倒すようにしよう!!)
電気や水道、ガスなどの公共料金は平均で1万~2万程度に収まる。
これでポイントはまた100円~400円分。
家計の25%を占める食費もカードで買ってみたとしよう。
月30万円の収入がある家の25%食費なら7万5000円。
このうち、クレカがつかえないスーパーで買っていることもあるかもしれないし、
毎月8万も食費使ってねぇよ!という家計もあることだろう。
食費月4万として、400~800円分のポイントだ。
このような形でありとあらゆるものをクレカ払いにする。
キャンペーンがあればキャンペーンに応募して、
そしてポイントをためて、ポイントを使う。
これを回せば月に3000円分のポイントを得るのもそこまで難しい話ではない。
我が家ではイオンカードと楽天カードの併用をして、月3000円分のポイントはコンスタントにとれている。
5000円はちょっと厳しいが、1000とか2000、3000円は十分目指せるレベルなので、
ぜひこの機会に育てるクレカを1,2枚決めて使い倒してほしい。
↑まだ楽天カード持ってないならこちら。
でもさっき言ったように楽天はゴールドカード以上がおすすめ。
↑育てるカードとしてANAマイレージカードもいいけど、信頼性ステータスなら三井住友VISAカードが攻守最強。
今まで紹介してきた3つで月2万弱は固定費下げられた。
1-2.先取り貯金を使い倒そう
固定費を下げれたら先取り貯金をしてみよう。
これはまず用途ごとに口座を分けることから始めて欲しい。
多くの人は2,3個口座を持っていると思う。
給与振込口座やローン返済口座など、複数あると思う。
低金利の今、どこに預けても大したお金にはならないが、
ネット型銀行の口座はいかがだろう。
例えば、大手の金融機関の口座の金利は0.001パーセントという
ほぼゼロに限りなく近い金利しかつかない。
定期預金にしても0.0025パーセント前後だ。
100万円預けても年に2円ほどしか貰えないことになる。
手数料の足しにもならない。
一方、ネット型銀行口座だとイオン銀行で0.05パーセント、
楽天銀行なら0.1パーセントつく。(※各種条件あり)
100万円預けていれば500円や1000円。
手数料くらいにはなりそうだ。
だからなんだと言われればそれまでだが、
色々と手続きするなかでネット型銀行だと
オンライン上で手続きが済ませられることも多く、
何かと楽だと思う。
続いて、口座を3つ用意しよう。
①通常使う口座(給与入金もローン返済もここでいい)
⇒原則ここに集中させよう。
お金の出入りが人目で分かるように
出し入れすべてまとめるのがおすすめだ。
②プール口座(近い将来使うお金)
⇒家の頭金、子供の教育費、冠婚葬祭用など、特定の使い道が決まったお金はこっち。
とくに決まりはないが生活費3ヶ月分は常に置いておくと落ち着くだろう。
③投資用口座(文字通り投資用)
⇒ここにお金を自動振込だ。①の口座から天引きできるとなおよし。目安は人それぞれだが月3万で年36万円。月5万なら年60万円だ。
ボーナスを組み込めば年100万円にもできる。先程の固定費で浮いた分はここへ回せればいい。
先取りで通常使う口座から引いておけば、手元にあるお金だけで生活しようとする。
つまり、天引きした分をなかったものとして生活することになり、結果的に勝手に貯まっていく…。
最初は無理せず、行けそうなら月々のお金入金を増やしていけば良い。
1-3.iDeCoやふるさと納税、積立NISAを使い倒そう
もう言い古されているが、iDeCoやふるさと納税、積立NISAは月々の収入が低い人にこそおすすめの減税方法だ。
適当な証券会社でいいからiDeCo、積立NISAは申し込んでおこう。
①iDeCo
月収によって掛け金が決まってる。
いわゆる投資信託を買えるのだが、メリットは非課税な点、デメリットは60歳まで下ろせない点。
②積立NISA
iDeCoと似ているが、年間40万まで掛けられる。最大20年間非課税。
iDeCoのデメリットである60歳まで…といった制限はないが、解約した分の掛け金は戻らない。ようするに毎年40万円分の投資信託を買える権利があるってだけ。
③ふるさと納税
好きな市町村に住民税の代わりとして税金を納める。
そして市町村によっては返礼品としてお肉や野菜など地産の作物を貰える。
結果的に手数料の3000円が引かれるが、返礼品が貰えるので、3000円で返礼品が貰えると言ってもいい。
住民税の払い先が変わるだけなので大幅に得をする訳では無いがただただ、住んでるところに住民税取られるよりはちょっとだけ得した気持ちになれる。
九州や北海道、東北あたりが返礼品の豪華なものが多い印象があるが、楽天でも調べられるし、さとふるのようなサイトでも調べられる。
1度調べてみるべし。
今までに紹介した
1-1~1-3で年間100万円貯めることができると思う。
2.100万円貯めたら何で運用する?
目指していた100万円を貯めたらどうするのか?
これはあくまでも余剰資金として紹介する。
2-1.高配当株を買う
配当が4%以上のところがいい。
Yahooファイナンスでスクリーミング!
2-2.株主優待のある株を買う
カゴメとかライオンとか。
配当+優待で利回り10%も!
2-3.借金返済が1番の資産運用!?
もし借入金があるならこれが1番の即効性のある方法だ。
低金利でも借金返済に当てた方が得をする場合がある。
とくに借入金の利率が2%超えるようなら100万円バサーっと返すべし。
2-4.毎月分配型の投資信託を買うくらいなら米国株かETFでも買いなさい
毎月分配は無理して分配しているケースがある。
総資産が減ってる投信は結果的に売買金額が下がりやすい。
そんな投資信託を買うくらいなら米国株で配当月ずらして買うべし。
あるいはSP&500株のようなETF買っとけ。
3.結論
お金に悩んでるなら劇的に改善は無理だ。
まずは100万円毎年貯めろ。
そして出来た種銭を投資しよう。
投資は下がる可能性は確かにあるが、
不労所得の第1歩。
コツコツ買って、コツコツ増やそう。
そして、どれに投資していいか分からない人はロボアドをおすすめする。
手数料はかかるがリバランス勝手にしてくれて、機械的に売買してくれる。
毎月1万円以上、ロボアド口座に入金してみて。