EcoLiveForever

社畜だけど退社…いや、卒社したい

めげるな!腐るな!挫けるな!置かれた場所で花を咲かせるとは

 

 

めげずに腐らずに挫けずに

『置かれた場所で咲きなさい』

 

置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。

 

時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。

 

自らが咲く努力を忘れてはなりません。

 

雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。

 

次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。

 

心迷うすべての人へ向けた、修道士・渡辺和子さんにより、2012年に書かれた本です。

 

 

 

名言ですな。

 

 

 

 

 

 

 

1.置かれた場所

 

そこそこの企業なら誰もが経験する異動。

支店や営業所、部署…。

 

希望する職種や仕事じゃないこともあるだろう。

 

でも適正がない、才能がない、好きじゃない、興味が無いといった理由で簡単に辞めたり諦めたりするのは勿体ない。

 

どうしてもやりたいことが別にあるなら辞めたり、異動願い出すのはいいが、そうでないならもうちょっと踏ん張るべきだ。

 

叱られて怒られてプライドへし折られても、

正社員ならそう簡単にはクビになったりしない。

 

むしろそこでめげて、腐って、挫けること自体、ナンセンスだ。

 

お金もらいながら勉強させてもらってる感覚でとことん会社を利用したらいい。

 

これは社畜養成論ではなく、

逆に会社利用してやろう論だ。

 

 

 

2.置かれた場所が悪い時

 

と言ったものの、日当たりも水はけもよい場所はなかなかないのが事実だ。

 

日当たりが悪く、水はけも良くない職場の方が圧倒的に多いだろう。

 

そんな時に指標にして欲しいのは、

  1. 自分の夢・目標
  2. 自分の健康
  3. 自分の成長

の3点だ。

 

 

 

①自分の夢・目標

 

これがあるなら話は早い。

 

その夢や目標は会社勤めしながら手に入るものか考えてみよう。

 

今はインターネットの発展で、いくらでも情報発信できる時代だ。

 

例えば、神社巡りや食べ歩きが好きなら休日使って、ツーリングに出かけた様子をSNSにアップすればよい。

 

そのSNSが人を呼んで広告収入が多少なりとも入ればそれも立派なビジネスだ。

 

別に収益化は絶対じゃない。

趣味は趣味のまま、ストレス解消として続けてもよい。

 

無闇な収益化こそ、ストレス源になりかねないから。

 

話を戻そう。

 

会社勤めしながら続けられる夢や目標なら会社辞めずにのうのうと図太く居座ってやれ!

 

逆に100%の力を向けないと成り立たない夢や目標なら会社辞める選択肢もありだろう。

 

 

 

飲食店勤めで将来独立したいなら、ノウハウ盗みとって、学ぶことがなくなるまで居座ってやればよい。

 

 

 

 

②自分の健康

 

もし今の置かれた場所が合っておらず、睡眠障害や暴飲暴食など身体に異変が出ているのであれば部署異動や転職も視野に入れよう。

 

身体の健康は資本だ。

 

心身は繋がっている。

身体に異変が出ればいずれ精神もやられる。

 

この場合は会社を利用する云々の前に自分の身を守るべきだ。

 

なに?家族がいるから辞められない?

マイホームのローンが?

 

健康壊した方がよほど稼ぎが減るぞ。

最悪、稼げなくなる可能性だってある。

 

たしかに、夢や目標が会社勤めで達成出来るものなら踏ん張るべき時もあるだろう…。

 

例えば、コンサルティングのプロになりたい!と言う人が『お前はセンスがない』等の暴言に耐えて、一流のコンサルタントになっていくサクセスストーリーが見えているなら踏ん張る価値も出るだろう。

 

厳しい上司や環境は時に人を強くする。

 

ちょっとやそっとの寝付きが悪い程度でコンサル会社辞めてたら、コンサルタントになる夢自体が消えてしまう。

 

ここで大切なのは、その会社で得られる知識や経験が他で生かせそうなものかどうかだ。

 

もし、ただの口悪い上司にいびられて、居心地悪くて辞めたいのであれば、同業他社に行くのも手段だ。

 

逆にその会社でしか得られないものなら4,5年がかりで耐える時かもしれない。

 

どうせ上司はいずれ変わる。

 

上司が変われば環境も変わる。

 

良くも悪くも上司とはそういうものだ。

 

 

 

ひとつアドバイスとして聞いて欲しいことがある。

 

それは、『その会社でしか得られないもの』ってそんなに多くないということ。

 

先程、その会社でしか得られないものがあるなら耐えようと言った。

 

しかしながらニッチな職人の世界に身を置いてない限り、そこでしか学べないものってそんなに多くない。

 

従って、その会社で踏ん張らなくてもよいと結論付られれば、健康被害が著しく出る前に自らの去就・進退は精査しておこう。

 

鬱や腰痛で働けなくなるという機会損失は何としても避けたい。

 

 

 

③自分の成長

 

①や②にも繋がるが、会社勤めの先に夢や目標があって、自分の健康と相談(向き合って)して、置かれた場所が何らかの形で自分の成長に結びつくならめげずに、腐らずに、挫けずに、会社勤め続けよう。

 

 

たとえそれがやりたくない仕事であっても…

 

 

 

見ている人はちゃんと見ている。

 

 

報われないと思う時もあるけどな。

 

大丈夫。


f:id:ecoliveforever:20200610080032j:image