無理してポジティブにならなくてもいい
むしろネガティブも素敵。
今日はそんな記事。
1.ポジティブシンキングが大流行
先に言っておきますが私はポジティブシンキングがいけないと言ってる訳ではありません。
ポジティブって素敵なこと。
ネガティブな気持ちにさようなら!
毎日を明るく過ごそう!
とっても素敵です。
ただ、この考え方が合わない人がいるのも事実。
2.ネガティブシンキングのメリット・強み
物事を悲観的に捉えてしまうネガティブシンキングですが実はメリットもあります。
①他者への共感性が高い
ネガティブだからこその強みです。
人よりも劣ってる…つい比較してしまう…
そんなあなたは他人に共感出来ることが多いはず。
ポジティブな人はついつい自己本位に走りがち。
一方でネガティブな人は悩んでいたり、躓いてる人への気付きが早く、他者に寄り添うことが得意です。
これは自分自身も悩んだり、躓いてきたからこそ。
②リスクの先読み・危険回避ができる
ネガティブな人は思ったことをすぐに話さない傾向にあります。
ネガティブだからこそ、いったんグッと堪えて考えてから話します。
思いつきやその場の空気でバーッと話し始めてしまいがちなポジティブな人には出来ない芸当です。
だからネガティブな人はよく練られた案を生み出しやすい。
これは心配性や不安だからこその賜物ですね。
3.ネガティブシンキングのデメリットと対処法
メリットがあればデメリットもあります。
①必要以上に深刻に、重く考えてしまいがち
他人から見ればなんてことないミスもネガティブな人は重く捉えがち。
そして必要以上に落ち込みます。
自分を責めてしまって、精神を病んでしまうことも…。
何事も行き過ぎはよくないですね。
ミスは次から気をつければいい!
対処法としてはミスしたことはノートに書き留めて、頭の中から消し去ること。
いいですか?メモは忘れるために書くもの。
メモしたら頭の中からは消し去っていいんですよ。
②ずっとひとつのことに囚われがち
過去の失敗や恥ずかしいエピソードを思い出してはワーッとなる。
さっきのデメリット①と似てますが何かに躓くとずっと頭にループしてしまう。
これでは他のこと手につきませんね。
過ぎたことはもうどうしようもないのでまずは目の前のことに集中!
③気後れしてしまって行動が遅い・ビビってしまって挑戦をしない
勿体ない。機会の損失。
でも気持ちはわかるよ。
失敗するのが怖いんだよね。
そんなあなたはとりあえずやってみる。
対処法らしい対処法はないので始めてから悩めばいい。
4.ネガティブはどうあるべき?
さて、ネガティブについてメリット、デメリットを紹介してきましたが、
結局どうすりゃいいの?
ずばりポジティブとネガティブのハイブリッドです。
無理してポジティブになる必要なんてない。
でもネガティブで居続けるのもしんどい。
それならポジティブとネガティブのいい所取りしよう!
具体的には、
①他者への共感、リスク先読み・危険回避を上手く使う
ネガティブの強みは人の気持ちを考えられること、危ない橋を渡る前に考えられること。
上手く使えば人間関係にも仕事にも活かせそうですね。
ネガティブなあなただからこそ、アドバイザーやコーディネーター、コンサルタントなどの職種が合ってるかも。
ぜひその視点を無理やりポジティブシンキングして打ち消さずに持っておいて。
②ある程度悩んだり、モヤッとしたらスパッと他のこと始めてみる
悩みに悩んで出した答えで後悔したことありますか?
そしてそれは最初に思いついた時点とどれだけ変わっていましたか?
大半のネガティブシンキング人は当初と大きく外れたことにはなっていないと思います。
つまり、考えに考え抜いて疲れてしまう前にいったん休憩挟んでみて。
程よくネガティブに、ある程度思考したらいったん離れてみる。
無理にポジティブに考えなくていいので時にはチャレンジ!
とりあえずやってみて。
以上、ネガティブシンキングのメリット、デメリットでした。