キツすぎる仕事の向こう側とは
おっす!オラ社畜。
ノルマなし、飛び込みなし、20代平均年収500万の東証一部上場企業勤め!
フタを開けてみたら…
チーム目標あった。(個人ノルマではない)
新規開拓がムズすぎ。(飛び込みではない)
残業しまくっての年収。(しかも500万ない)
うーん、この…。
他にも、
- 同僚は仲間でも好敵手でもなく、敵
- 上司が異常なまでに細かい
- 職場のどこかしらで怒号
- 足の引っ張り合い、責任転嫁ばかり
- サビ残、休日出勤当たり前
- 時給換算したら最低時給割ってた
おうふ…。
さてさてこんな感じの会社に未来はあるのか?
1.楽な仕事なんてないのを悟った
はっきり言います。
この世の中に『楽して高給取り』はほとんどありません。
嫌な仕事、やりたくない仕事、面倒臭い仕事…だから給料が出るのです。
つらいですな…。
しかしながらその中でも楽しい仕事、やりやすい仕事、面白い仕事の部類に入ることはありますね。
例えば、
- 規模の大きな私立大学職員
- 雑居ビルの夜間警備員
- 一部の専門職公務員
- 非営利団体職員
ただし、これらの仕事であってもうつ病による休職や退職、つまらなくて転職などの事例があります。
結局は『仕事に何を求めているか』、『業務内容が適性や性格にあっているか』が重要なのですね。
1-1.ちょっとでも楽するには?
先程あげた仕事への転職もいいでしょう。
ただ、おいしい仕事ほど辞める人がいないので埋まってます。
それにそもそも合っているかどうか、求人情報と差異がないかどうか、入ってみなければ分からないこともたくさんあります。
私の推奨は、3つあります。
それぞれルートとして示します。
①まずは現職で踏ん張る
スキルを付けて転職するのもよし!
嫌な上司から離れるために異動願い出すのもよし!
いっそ諦めて、ハイハイ分かりました人間になるのもよし!
人間は安定を求める生き物です。
結局、文句垂れても現状維持が1番楽です。
今どき正社員簡単に辞めさせられないので
適当に仕事してれば適当な仕事、程々の責任、それなりの給料がもらえます。
プライド捨てたら、叱られても、陰で笑われても何とも思いません。
ていうか、仕事の出来る出来ないなんて、人の良さ悪さ関係ないし、
人格否定されようが上司変われば評価ゴロッと変わることなんてよくあることです。
あなたの人生、他人の物差しで決まりません。
だったら社内ニート楽しんでやりましょう!
上司や同僚が残業してるから定時で帰れない?
そんなもん知ったこっちゃない。
『お先失礼しまーす!(にっこり)』でいいんだよ。
②圧倒的成長!圧倒的やりがい!を求める
多少叱られたって命まで取られません。
むしろ、『俺を本気にさせてくれてありがとう』くらい言えたらかっこいいですね。
今回の失敗を次に生かせたら儲けもん。
大丈夫、初めから叱られずに出来る人はいないのですから。
何だかそう思ったらやる気湧いてきましたか?
もしそうならガンガン行っちゃって!やっちゃって!
逆境から立ち上がれた人は強いですよ。
でも気負いすぎもしんどいよ。
反省はしても、引きずらず、明日から笑顔で行こうぜ。
笑う門には福来る!
③もう無理しんどい、辞めたい逃げたい死んでしまいたい
ここまでよく頑張りましたね。
でも自殺なんてことは絶対にやめましょう。
両親や恋人、友人が悲しみますよ。
いいですか?よく聞いてください。
まず、どんなに忙しくても、有給使って休んでください。
疲弊して、クタクタになった脳みそで考えてみてもいい案は浮かびません。
そもそもそんな状態で出てきた考えは多分きっと正常な思考じゃありません。
有給が取れない?そんな会社は違法なのでブッチしてしまえ。
あとで何を言われようが退職代行使えばLINEで申し込んで、その日のうちから出社しなくてよし。
無責任だー!社会のクズめがー!とか言われようが辞める会社に未練がなければ問題なし。
おっと、話が逸れてしまった。
そこまで行かなくても、有給取って落ち着けばよし。
まだモヤモヤして会社行きたくなければ、友達でもメンタルクリニックでも産業医でも電話相談窓口でも何でもいいから話聞いてもらおう。
それすら出来ない、する気力がない?
気力Emptyのガス欠状態なので抑うつ状態間違いなし。
今は休めと身体が訴えてるので、とにかく寝てください。
会社は別にあなたがいなくても回ります。
せっかく休み取れたなら仕事全部忘れて寝ましょう。
案外何ともなかったりしますよ。
携帯に鬼電?電源切ってOK!
ピンポン押された?居留守でOK!
2.仕事へネガティブな感情しかない人へ
ポジティブになる必要はありませんよ。
やりがいなんて要らないし、スキルだって別に求めてない。
ただただ真面目に渡された仕事こなすだけでお金もらえるならそれでよい。
多分おそらく多くの人がこの考え方に賛同してくれるでしょう。
仕事が恋人なワーカホリックでない限り、楽してお金もらえるならそれが1番良いですもの。
宝くじ当たって3億あってもその仕事しますか?
生活費を稼げるだけの収入がありゃそれで充分。
みんなそうですよ。
やりがいだの、スキルアップだの、前向きなことが何でも正しく、良いものだと思われがちですが…
時には素直に正直に、本音をこぼしてみては?
3.本題、キツすぎる仕事の向こう側
いつもの悪い癖で本題から逸れましたが、
キツすぎる仕事の向こう側とはなんでしょう。
かく言う私も毎日早出して、毎日残業して、勤務時間は誰にも負けない?くらい頑張りましたが…
仕事増えただけでした。(笑)
そりゃこなしてきた分、早く仕事が出来るようになりましたが、それだけ。
別に褒めてもらえるわけでも、給料増えるわけでもありません。(残業代は増えましたが)
- スキルはついた
- やりがいもなくはなかった
- 昇格試験に推薦された
こんな程度です。
必死に一生懸命頑張ることは決して無駄ではないし、悪いことでもありませんが、
キツい仕事の対価を求めると心が折れてしまうでしょう。
キツい仕事こなしたらきっといいこと待ってるはず!?と思って踏ん張ることはメンタル面で必要なことですが、アテにしたり、取らぬ狸の皮算用的に考えてしまうと、心ポキッといきます。
私の提唱は『諦観』です。
- 本質をはっきりと見きわめること。諦視。「世の推移を諦観する」
- あきらめ、悟って超然とすること。「諦観の境地」
もちろん2.の意味でです。
他人に期待をしすぎると、期待を裏切られた時のショックが大きくなる。
だから初めからある程度の諦めを持って、程々にやる。
これが大切です。
がむしゃらにやって、残業こそ正義の昭和時代とは違います。
今は働き方改革(笑)の名のもとに効率重視の働き方が求められていますが…
生産性なんて一日であげられません。
だからこそ、心の健康を第1に考えて、程々に頑張る。
大丈夫。歩んできた道は後ろ側にちゃんと出来ているから。