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社畜だけど退社…いや、卒社したい

一時の感情で辞めないで!仕事の辞め方

コロナ禍で会社の善し悪しがはっきりしたところもあるらしい。

 

 

 

例えば、こんなに感染がーとか言われているのにテレワークどころか、出社言い渡されたとかね。

 

 

 

もちろんそれがきっかけではないだろうけど、今まで何となく積もっていた会社への不平不満が噴き出す火口のように、煮えたぎるマグマが出てきた…人もいるかもしれない。

 

 

 

 

 

0.会社ってどうやって辞めるの?

 

とっても簡単だ。

辞めますってのを直属の上司に言うだけ。

口頭よりも退職願や退職届ってのがフォーマットあるのでそれを活用すれば辞められる。

 

しかしこれがまたハードル高いんだよな。

 

上司が怖い人だとなかなか言い出せないよね。

 

しかも退職願突き返されたりとか、説教されたりとか…恐ろしい話も聞く。

 

 

 

 

1.何事も計画・準備が肝心だ

 

 

一言、辞めますと言う前に計画と準備から。

まず、辞めてどうする?を考えよう。

 

①辞めたい!その気持ちはどこから?

 

色々あるよね。

 

  • 上司とウマが合わない
  • 仕事がきつい
  • 給料安い

 

だいたい多いのがこの3つ。

 

でもよーく考えないと、次も同じような上司、同じような仕事、同じような給料…

 

その度に会社辞めますか?

 

 

 

違うよね。

 

 

 

まず、仕事を辞める前に、『なぜ辞めたいのか』と『辞めてどうするのか』をきちんと考えよう。

 

 

『なぜ辞めたいのか』

 

  • 人間関係

⇒ちゃんと改善しようと努力した?

⇒その嫌な人以外に信頼できる人はいる?

 

 

  • 仕事の量・質

⇒仕事の調整はお願いできる?

⇒つまらない仕事でもちゃんと取り組んだ?

 

  • 給料

⇒頑張れば給料伸びていく?

⇒成果はちゃんと評価される?

 

 

あーやだなー!って誰でも思うもんだよ。

一時の感情で雇ってくれた会社を足蹴にするのも考えものだ。

 

人間関係や仕事の量・質なんてものは同じ会社の中でも部署が変わればガラリとかわることもある。

 

 

 

『辞めてどうするのか』

 

もし辞めたとして、どうするのか?

 

同業他社に行くのか、しばらくニート生活楽しむのか、異業種に挑戦するのか…

 

これだけでも全然違う選択肢だ。

 

 

辞めたい衝動にかられた時、まずは希望する求人を探してみよう。

 

個人的にはリクルーターからせっせと連絡がこないリクナビNEXTがおすすめ。

 

 

リクナビNEXT

 

 

 

転職エージェントは面談を通して、おすすめの求人を持ってきてくれるが、メールや電話が少しうっとおしい。

 

まずは気になる求人についてざっと眺めてみよう。

 

あー今の待遇ってそこそこ恵まれてるんだなぁと思うかもしれないし、

 

うわっ、やっぱ今のところより給料上がりそうじゃん!さっさと辞めよ!と思うかもしれない。

 

どちらにせよ、相場がある程度掴めるので無料登録をおすすめする。

 

 

 

②何がやれるかじゃなく、何になりたいかで履歴書書こう

 

 

ビズリーチマイナビ転職など、転職サイトや転職エージェントに登録するとスカウトメールという名の広告宣伝めっちゃくる。

 

そんなとき、レジュメや履歴書をある程度絞っておけば端から考えていないミスマッチな求人が少なくなる。

 

そんなわけで、自分は何がやれるか、できるか…も大切だが、自分は何になりたいかに着目してストーリー構成を考えてみよう。

 

(※つっても営業職しかやったことないのにいきなりWebデザイナーになりたいです!では話通らないぞ!!)

 

 

 

まず、履歴書のテンプレートを用意します。

 

 

学歴やら職歴は事実だけ書こうな。

〇〇したい!やりたい!は無駄な情報だから。

 

人事って結構人を見慣れてると思い込んでる。

 

無駄な情報があるだけで無駄に跳ねられるのは阻止しときたい。

 

例があるといいよな。例えば営業職3年の人ならこんな感じ。

 

 

  1. 2017年4月~現在 〇〇支店△△部所属
  2. 担当先:約30社 60拠点 (工作機械)
  3. 新規/既存:2対8
  4. 既存客先(卸商社など)へのルート営業をメインとし、カタログを元にした商材説明やエンドユーザーへの同行営業を行った。1日3件ほどを訪問。こまめな訪問で引き継いでからの平均売上は120%を維持した。
  5. ホームページ問い合わせを軸に、ひと月に5件ほど、新規顧客開拓を行った。エンドユーザーへ直接アポイントを取り、自社製品のPRの他、ユーザーのお困り事が日頃お世話になっている商社で解決出来そうなことならその商社を紹介するなどして、お客様目線に立った提案を心がけていた。工作機械は新規の受注率がなかなか低いが、半数近くの受注率を維持した。

 

具体的な数字があると初めて会う人事も納得させられる。

 

盛り過ぎずに、事実を伝えよう。

バレない程度なら盛ってもいいが、後で自分が苦しまない程度に留めようね。

 

 

続いて志望動機やPRポイント。

ここは自分の熱意や意気込みを書いても良い。

 

ただ、人事が読んでて飽きるような…長すぎる文章は無用だ。端的に書こう。

 

 

【志望動機】

  1. 私は3年間、工作機械の販売に従事し、営業のイロハを学んできた。それと同時に、IoTソリューションに興味が出てきた。
  2. 工作機械のみならず、工場の見える化を標榜する貴社において、工作機械の稼働時間と電力計による消費電力量、オーバーヒートを防止する冷却水監視など、様々なセンサーや計測機器との連動をITの観点から訴求提案することこそ、お客様のお困り事をより親身に具体的に解決に導けると考えた。
  3. 今までの会社では本体の提案しか出来ず、お客様からも〇〇まで出来たらなぁと言われ、悔しい思いをしてきたことがあった。そうした悔しさを持っているからこそ、貴社のような総合提案ができる環境に身を置き、お客様に寄り添った提案がしたいと思っています。

 

まぁ、例なのでちょっと無理やりまとめてしまったが、第二新卒~30代前半までなら例え異業種への挑戦でもこの熱意で採用を勝ち取れる可能性がある。

 

 

 

 

35歳以降は経験で勝負だ!

 

【志望動機】

  1. 大卒で入社してから10年以上、工作機械の販売に従事してきました。部署の異動で販売促進の部隊にも所属しましたが、営業一筋です。
  2. 工作機械の営業に関してはこまめに訪問し、更新や改善のタイミングを狙うことが一番の近道です。顧客管理として、顧客の訪問リストを作成し、最低でもひと月に1度以上、どの顧客もフォローできるようにしていました。
  3. 今回、このITソリューション部へ応募したのは、その経験が生かせると考えたためです。工作機械にはライブ信号を始め、冷却水監視や電力消費の見える化が現場では求められており、前職での経験が充分に生かせると思っています。

 

 

まとめると、

 

34歳まではポテンシャル採用の見込みがある。

 

熱意や意気込みで採用を勝ち取れる。

 

35歳以降は熱意や意気込みだけでなく、経験を押し出そう。

 

 

 

③虎視眈々と求人を見ておこう

 

履歴書整備したらあとは見合う求人がくるまで待とう。

 

タイミングもある。

ご縁もある。

 

ぴったりの求人が来ないかどうか、

ゆっくり待っておこう。

 

オープンワークなどのクチコミサイトで気になる社名調べたり、転職エージェントに紹介してもらうのもいいぞ。

 

 

 

 

2.いざ辞めようとする直前

 

さて、いざ辞めようとする直前にすべきことをまとめよう。

 

精一杯やってきたにも関わらず、評価もされずに埋もれていく人も多い。

 

それなら、別の場所で一花咲かせようという考えも悪くない。

 

 

 

 

①辞めると伝える前の行動について

 

退職や転職についてはどんなに仲良い人でもギリギリまで言わないこと。

 

黙々と準備しよう。

 

次の就職先が決まっていれば不要だが、

決まってない人や期間が空きそうなら失業保険についても調べておこう。

 

社会保険料は前年の収入に比例する。

 

きちんと貯金額を知っておかないと生活費がショートするかもしれない。

 

 

引き継ぎ書も徐々に作っておこう。

立つ鳥跡を濁さず、だ。

残された人が困らないようにね。

 

 

 

 

②辞めると伝えるとき

 

緊張するよな。

引き留められたら?

説教されたり、叱られたら?

 

案ずるな。

最後は意外にも事務的に終わることが多い。

 

 

強い慰留や説教食らっても前言撤回は辞めておこう。

 

 

1度辞めると言ったらもう元のようには戻れない。

 

 

というか、針のむしろ状態で働くの嫌だよな。

 

 

恋愛と一緒。

 

浮気の告白や別れを告げて、そのまま元の状態になんか戻れない。

 

退職を告げる時は辞めると決めてから。

 

 

 

なお、上司に言い出せない人は手数料かかるが、退職代行サービスを使うのも手だ。

 

 

伝えたその日から出社しなくていい。

 

 

退職代行

 

返却物も郵送で済む。

 

 

会社の人とこれから一切付き合わないなら

こんなに便利なサービスはない。

 

 

ただ、世間は狭いので会社の近くで働いたり、住んでいるなら退職代行サービスは使わず、自分の口で退職を告げた方がいざ街中で会った時も気まずくなくなるだろう。

 

 

 

 

3.まとめ

 

  • 会社を辞める前になんで辞めたいのか考えよう
  • 会社を辞める前に相場感を知ろう
  • 会社を辞める前に履歴書書いて仕事の棚卸しをしよう
  • 辞めると決めたら絶対辞めよう